Jan Agha 個展 “Jan Agha and Spirits in Tokyo”

Exhibition
Art Technologiesは本社1階ギャラリーにて、パキスタン出身のアーティストJAN AGHA(ジャンアガ)の個展を開催します。
幼い頃から様々な場所を旅し、放浪を繰り返してきたジャンは、多様な言語や人種の中で育つ中で、自身の視覚的、社会的な性質の構成要素を分解する過程で、自身のアイデンティティや物語を作品に込めてきました。
2013年にアートの道を志し、ロンドンに定住。名門、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を獲得した後も、絵画を研鑽しています。彼は自らを東洋人のアーティストと位置づけ、作品のテーマは多様な宗教観に基づいた人や肉、キャラクター、ペルシャのアカデミズムに基づいた記号、象徴、神々、聖人など、多岐にわたるイメージを巧妙に表現しています。
日本での初個展となる本展では、ここ数年の間に描き溜められた代表的なイメージのペインティング作品約30点を展示いたします。
Artist
ジャン・アガ(1986年生まれ)はパキスタン出身のアーティスト。ハートフォードシャー大学でファインアートの学士号を取得し、その後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士号を取得。ジャン・アガは、自身が東洋の画家であると認識しており、母国のモチーフを直接的に作品に昇華する手法を避け、多文化の中で育ってきた自身の体験や衝動を独自の宗教的・文化的アイコンに落とし込んでいる。ジャン・アガは怒り、熱愛、セクシュアリティなどの親密な感情を探求し、超神聖なものからオカルト的なものなものまで様々なモチーフを借用しながら絵画として表現する。最近の作品では、ジャン・アガは、失われた物体と失われた個人、そして発見された物体と発見された個人との関係を定義する。古風なものと現代的なものの間の仲介者として、創作という行為を通じてジャンは神秘的なものと人間社会の間の橋渡しを試みる。
Information
展示:Jan Agha個展 “Jan Agha and Spirits in Tokyo”
会期:2021年9月1日 – 2021年9月17日
場所:ART TECHNOLOGIES 〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町4-10