2020.05.28

2019年の夏の終わり。撮影クルーとDAISAKと同じ大学の後輩でもある作家の西雄大と共にDAISAKのアトリエと住居のある京丹後へ向かった。

京丹後はかつて丹後国と呼ばれ、日本海に面した港は多くの船が出入りしていた。

元々、比叡山に山村スープレックスという共同アトリエを構え、この京丹後の地へ移動したDAISAKのアトリエで話を聞いた。

DAISAKはこの短いインタビューで"なんかわかるもんを作りたい"という印象的な言葉で締めくくった。

ゲンダイビジュツやアートという言葉は反射的に"わからない"と判断されることが多いこの世界でとても優しいアプローチなんではないだろうか。

かわいい、かっこいい、たのしい、おもしろい。

鑑賞者の心の中のシンプルな感想を引き出すことのできる陶芸作品を多く手がける大作はもちろん食器などの実用的な陶芸作品も手がける。

生活の一部としてその人の人生に溶け込むことのできる芸術作品である器をベースに"これを焼き物で作る必要あるのだろうか"と思わず呟いてしまいそうになるオブジェまで、彼の作品はシンプルに人々を楽しませ続けていくはずだ。

(KOTARO HOSONO)