2020.06.01

 

山崎 由紀子 / YUKIKO YAMASAKI

1988年生まれ。京都出身。京都造形芸術大学卒業。東京都在住。

山崎はデジタルネイティブとアナログ世代の間に生まれ、ガラケー、スマートフォン、ロー スペックなPC、そしてMacBookとあらゆるデジタルガジェットの進化、それに伴 う情報取集におけるスピードの変化を体感した世代の作家です。
山崎の作品を作るプロセスはPCで画像検索することから始まります。彼女はPCやスマホで集めた画像をコンピュータ上で再構築し、それをペインティングという形で作品に落とし込みます。すなわち、彼女の作品の中に描かれているモチーフは必ずどこかに存在するもの、もしくはデジタルの世界の中で見つけることのできるものです。そんな既視感を抱かせる平面的な世界はいわゆる"センス"(物事の微妙な感じや機微を感じとる能力判断力。感覚。)によって再構築されたビジュアルであり情報でもあります。
その過程で集められる画像や動画、GIFは時代によって刻一刻と変化し、彼女が平面の作品の中に閉じ込めるモチーフはファッション、音楽、アニメーションなどのサブカルチャーから政治的要素まで、その年代の象徴を三次元の世界から二次元のフラットな世界に閉じ込めていると言えます。現代人の日常風景とも言えるスクリーンの中の景色。それを山崎は切り貼りし作品を製作しているのです。

2017年「グラビア」 タンバリンギャラリー(千駄ヶ谷)
2019年「PAINT(ing)COMPLEX」 トーキョーカルチャートbyビームス(原宿)
2020年「NEWEN」 BAF STUDIO TOKYO(馬喰町)

Works