KUNIAKI YAMAMURA
KUNIAKI YAMAMURA KUNIAKI YAMAMURA
1942年愛知県生まれ。愛知県立旭丘高等学校美術科、武蔵野美術大学卒。
在学中は山口長男、森芳雄、麻生三郎らに油彩画を学ぶ。
大学在学中より南画廊、東京画廊など当時最先端の現代美術を紹介するギャラリーに足繁く通い、そういった場所でジャン・フォートリエ、ピエール・スーラ―ジュらアンフォルメルの画家たち、またジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、サム・フランシスらアメリカの現代美術アーティストたちに強い影響を受ける。
大学卒業後、アメリカの現代美術に東洋的な色彩、フォルムの要素を加味した、サイケデリック流行の時代を反映した独特のフリーペインティング、ドローイングを発表し、評価を得ている。
1970年代後半より単一の鍵型のようなフォルムに到達して以降、独自のミニマルな図形を繰り返すペインティングを発表し続けている。
初期より現在に至るまで一貫して、毎日下書きをせず細い筆を用いてフリーに形をつないでいき幾重にも色を塗り重ねることで堅牢な画面を完成させる画法を50年間貫いている。

収蔵先
愛知県美術館(愛知県)、瀬戸市美術館(瀬戸市)、ニース市国際会議場(スイス)、旧東海銀行ニューヨーク店(アメリカ)、カレッジ・サンピテ(スイス)他