RYUHEI YOKOYAMA
RYUHEI YOKOYAMA 1979 - Japan
RYUHEI YOKOYAMA / 横山 隆平

1979年生まれ。大阪府出身。写真家。

横山は“都市とは何か”をテーマとし、モノクロフィルムによるストリートスナップを中心に作品を展開。流動する都市の姿を、視点やアプローチを変えながら制作を行なっています。
ストリートにおけるグラフィティ。”誰かが描き、次から次へと上描きされもし、野晒し で打ち拉がれ流転してゆく様”。作家はそれを都市の風景を形成するひとつの重要なファクトであると位置付けています。
近年発表した3メートルにも及ぶ大型作品を含む新作群は、作家自身が顔料箔を熱圧着したメディアにUVプリンターという特殊な印刷機によって作り出された、見る角度によって変化する全く新しい写真作品となり、”印刷”という技術と”写真”という方法で常に新しい写真作品を作り続けています。

主な作品集に「酔っぱらったピアノ弾きのようなやりかたでシャッターを押せ」、「風に転がる紙屑に書かれたような美しい、光と踊るネズミのグラフィティ史」等がある。
2016年写真家・内倉真一郎と共にゲリラ展示プロジェクトPIS/ピス(Photograph in the street)をスタート。
近年の展示にグラフィティをテーマとした「WALL」(京都 元・淳風小学校 KYOTOGRAPHIE サテライトイベントKG+ 2019)がある。
国内外で作品を発表、2019年にはパリでの初展示も行われた。