TAKAHIKO YANAGISAWA JAPAN
自分はよく描くものが変わる。しかし改めてこうして文章を書いていると、相変わらずあまり考えていることは変わっていないことに気づいた。線引きのできない、境が曖昧で、濃淡がその時々で変わるグラデーションのかかった、ボンヤリしたものが好きなのだ。
以前は人物をモチーフにした作品を制作していた。その時は有機物と無機物の境界線や平面作品における時間軸や空間がテーマだった。モチーフから人物めいたものがなくなった今、ここ最近描いているものは風景画になるのだろうか。今はミクロとマクロの境界線、時空間をメビウスの輪のように表と裏がグルグル変わる作品を制作している。