KATY LAYMAN
KATY LAYMAN 1996- U.S.A
KATY LAYMANは1996年バージニア州生まれ。バージニア工科大学でスタジオアート専攻を取得し、卒業後の2018年に日本に移住。個展やグループ展などで活動している。

-Self Portrait Series-
KATY LAYMANは外国人として日本に住む中で、外国語で自分を表現することができず、周囲に溶け込むことができない違和感から自画像シリーズを始めた。自分自身をモデルに、ボディランゲージを通じて感情を表現する作品を制作。様々なスタイルで描かれるが、作品中のキャラクターは共通して特徴的な大きな目を持つ。人々が周囲の世界に溶け込もうと試み、そしてしばしば失敗する様を表現している。

-Game Series-
ゲームシリーズは、幼少期に遊んだビデオゲームを大人になってプレイした際に、スクリーン上のイメージは全く変わらないのに、世界が変化していることに気づいたことがきっかけとなっている。 写真やゲームのスクリーンショットをもとに、アクリル絵の具とガッシュを使って、リアリズムとデジタルイメージを融合させている。 儚い物理的な世界と完璧で変わらないデジタルの世界との間に存在する壁、そしてその壁を破って自分自身が完璧で変わらない存在になりたいという願望を描いている。

1996 アメリカ・バージニア州生まれ
2018 バージニア工科大学スタジオアート/美術史学科卒業